海外展開
中小企業の海外展開
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◎吹け!大阪・西成から「グローバルニッチ」の風=大阪送風機製作所
中小企業の課題
1919年の創業から106年、株式会社として88年。大阪・西成で船舶用・産業用送風機を作り続けてきた老舗メーカーが大阪送風機製作所だ。2023年、九代目社長に就いた枩山聡一郎氏は「グローバルニッチを目指しますよ」と、意欲は十分だ。 国は100億円の中堅企業の育成を後押ししている。しかし、100億円という売上高は「結果」に過ぎない。よりこだわらなければならないのは世界に伍していける技術力と価格交渉力のはずではないか。その先にこそ、生産性向上と賃上げという確かな経路があるからだ。本コラムでは、大阪送風機製作所の取材を通じて、「ニッチ」とは何かを考えたい。
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◎国際交流は「友好」から「競争」の時代=自治体外交のパラダイムシフト―森興産③
中小企業の課題
人口減少で働き手が不足している今、外国人材という労働力の確保は、地方自治体の待ったなしの課題だ。インバウンド(訪日外国人観光客)市場における外貨獲得の争奪戦は激化の一途を辿っている。 国際交流は、「行政交流」を超えて双方の認知度と親密性の向上、人と企業の重層的な交流という「継続的な実利」を伴うものでなければならない時代が到来している。