中小企業の課題
中小企業の経営者が直面する様々な課題について、解決のヒントとなる記事を掲載しています。
新着記事一覧
-
◎外国人留学生の「リアル就活事情」=森興産④
中小企業の課題
「自分を動物にたとえてください」―。 就職面接で、面接官から投げかけられる変わった質問の一例として、よく聞く話である。 日本人であれば、そこが「就職面接の場」であり、「面接官は何らかの思惑をもって質問し、受け答え方などでこちらを見定めようとしている」こと、さらには「次に飛んでくる質問」も予想しながら、「何らかの動物」を挙げるのではないか。 ところがだ。日本特有のこうした面接対策を受けていない外国人留学生の場合、日本人の想像を超えた次のような回答をすることがあるのだという。 「私は動物ではありません」 相手が外国人留学生であることを配慮せず、このような質問を投げかける企業、面接官にも問題があるだろう。ただ、面接の雰囲気がぎこちなくなり、不採用に至るケースもあるのは現実だ。外国人材の活躍を考えた時、このような文化的背景によるミスマッチは避けたい。 今回は、累計1万人以上の外国人留学生に日本での就職活動、キャリアデザインを教えてきた森興産の森隼人社長に、外国人留学生の就職事情を徹底取材した。外国人材の活躍を考える上で、外国と日本の「常識」のギャップを理解することは重要なはずだから。
-
◎吹け!大阪・西成から「グローバルニッチ」の風=大阪送風機製作所
中小企業の課題
1919年の創業から106年、株式会社として88年。大阪・西成で船舶用・産業用送風機を作り続けてきた老舗メーカーが大阪送風機製作所だ。2023年、九代目社長に就いた枩山聡一郎氏は「グローバルニッチを目指しますよ」と、意欲は十分だ。 国は100億円の中堅企業の育成を後押ししている。しかし、100億円という売上高は「結果」に過ぎない。よりこだわらなければならないのは世界に伍していける技術力と価格交渉力のはずではないか。その先にこそ、生産性向上と賃上げという確かな経路があるからだ。本コラムでは、大阪送風機製作所の取材を通じて、「ニッチ」とは何かを考えたい。
-
◎国際交流は「友好」から「競争」の時代=自治体外交のパラダイムシフト―森興産③
中小企業の課題
人口減少で働き手が不足している今、外国人材という労働力の確保は、地方自治体の待ったなしの課題だ。インバウンド(訪日外国人観光客)市場における外貨獲得の争奪戦は激化の一途を辿っている。 国際交流は、「行政交流」を超えて双方の認知度と親密性の向上、人と企業の重層的な交流という「継続的な実利」を伴うものでなければならない時代が到来している。
-
◎「みみずや」が耕す。長野県飯綱町に見る、地域再生の「土壌改良」
まちづくり
長野県飯綱町(いいづなまち)。長野市から車で約30分、人口約1万人のこの町に胎動がある。驚くべきことに、転入超過による人口増が起きているのだ。 なぜ、この中山間地域に人が集まるのか。その鍵を握るユニークな企業「みみずや」の取り組みと、そこで試みられている新しい地域経済の循環について、ラジオNIKKEIの「記事にできない金融ウラ話」 https://www.radionikkei.jp/urabana/251126.html で解説したので、桑鳩堂でもリポートする。